全自動カムプレス

ＷＣＰは荒打ち・本打ちの２度打ち機構を１台のプレス機で行えるように開発された機械です。２度打ちの効果を最大限に発揮する為に設計致しました。従来の２度打ちプレスの様にプレス機の間に搬送コンベア等が無い為、省スペースでの設置が行え、金型から金型への移動もサーボモータを使用していますので常に安定した荒地の搬送が行える為、常に安定した製品を成型出来ます。またプレス本体の駆動にもインバータを使用し、各金型に対しても個々に油圧式圧力調整装置が取り付けて有りますので、常時安定したプレス成形が可能となりました。今まで成型が困難とされてきたハイインターロッキング瓦・防災瓦の成型にも威力を発揮します。

ＶＣＰシリーズはＷＣＰ同様にカラーディスプレイ内蔵操作盤を採用している為、コンパクトの中で制御定数の設定から操作まで前後の搬送を含めた本機の制御全てをか可能にしました又、ディスプレイ上でシーケンス内部のプログラムの確認、タイマー調整等の変更が可能となり、製品に適した電気回路（電気動作）を簡単に呼び出す事が出来ます。金型交換に対しても従来の機械に比べ、格段に性能のアップした油圧式の金型交換装置を採用していますので、金型交換スライダにエアを打ち込む事に依り、簡単・スピーディに内部より金型を引き抜く事が出来ます。その為ライナー等の交換・調整も簡単に行えます。

ＳＣＰシリーズは荒地投入は押し込み式でプレス成形後に、搬出側にベットがスイングし吸着にて取り出しを行う為、荒地・成型素地の搬入・搬出がスピーディに行え、生産性の高いプレス成形が可能です。又搬入搬出のストロークも短い為省スペースでの設置が可能です。プレスの搬入・搬出動作全てが機械的に連動していますので、電気的なトラブルが少なく安全に運転が行えます。金型交換時の駆動も専用の調整モータを使用する事で従来よりも早く・簡単に行う事が出来ます。圧力の調整もテーパ式圧力調整装置と油圧クッションタイプの２種類が有りますので、使う用途・仕様に依ってお選び下さい。